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2016.08.04.Thu
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今年1月に発行された最新版の広辞苑によると、ゲリラは「奇襲して敵を混乱させるなど、遊撃戦を行う小部隊。また、その遊撃戦法」。局地的に積乱雲が急速に発達して激しい雨を降らせる現象が奇襲を連想させ、定着したとみられる。ウェザー社は「利用者がイメージしやすい」と説明、新聞各紙でも豪雨を報じる紙面で使っている。
しかし、気象庁天気相談所の菊池正所長は「戦争を連想させる言葉を政府の機関として使うわけにはいかない」ときっぱり。NHKの「おはよう日本」で気象予報を担当した経験もある気象キャスターの田代大輔さん(36)も自らのブログで、「分かりやすければ、どんな言葉を使ってもいいのでしょうか」と疑問を投げかけた。
読売新聞(抜粋)
今夏は突発的な大雨による被害が相次いだ。今月発表された「2008ユーキャン新語・流行語大賞」では、携帯メールで急な雨を予告する「ゲリラ雷雨メール」を配信した民間の気象予報会社「ウェザーニューズ」(東京)が受賞者に。同社が今夏から始めたメール配信の登録者は約5万6500人に上り、「予想を上回る反響があった」という。