日本の童謡っておかしい。
西條八十も北原白秋も子供向けの10歩くらい先で詞を書いてる。
それに成田為三や山田耕筰が嬉々として曲をつけてる。
(このへん松岡正剛センセイがいろいろ書いてる)
流行歌をねらってるわけではないクリエーターたちの同人的な創作活動が大正時代にはあったのね。
そのメディアが児童雑誌『赤い鳥』
詩人が詞を投稿して、それに音楽家が旋律をつけて楽譜を寄稿する。。。
誰かが創作物を投稿。それをベースにさら創作の上塗り。
って、まんまニコニコ動画じゃないかっ!
『赤い鳥』出版から80年くらい?
セールスだけで語れない音楽の価値を『初音ミク(ヴォーカロイド)』が復権させてるんじゃないだろうか?とか思う。
もちろん Jpop に毛が生えたような楽曲も多いけど、素直な物語調の曲も多くて人気みたいだし。
で、『赤い鳥』と『初音ミク』を橋渡ししたのは『みんなのうた』だったんだなって思うわけです。